「詠む読むの記」#3 広島

広島県・SUPPOSE DESIGN OFFICE・2019年11月26日

『詠む読む』第3章は広島県広島市にあるデザインオフィスから。
普段はトークイベントなどでも使われているコンクリート打ちっぱなしの無機質な空間。
曇りガラスは交差点の信号が変わるたびに窓の色も変化して、
まるで「カラシニコフ不倫海峡」の舞台である渋谷のホテル街を想起させるニクイ演出になりました。

読む人ゲストは映画「ケンとカズ」で注目され、
NHKの朝ドラ「まんぷく」の塩男子や「少年寅次郎」のお父さん役などにも抜擢された毎熊克哉さん。
満島さんとは初めての共演でしたが、信じられないくらいテンポの良い掛け合いに唸りました。

緊張感が続くストーリーのなかで、ちょっとした間合いなのだと思いますが、会場を笑いに包んだり、
「待田健一」という役をより豊かに表現して下さいました。
そのため満島さん演じる「田中史子」の最後の切なさは、
悲しい場面のはずなのに幸福に包まれているような神々しさでした。

満島ひかりさん × 毎熊克哉さん × 坂元裕二さん

スペシャルゲスト(椅子) × 会場のSUPOPOSE DESIGN OFFICE

満島さんと毎熊さんにはお客様から見やすいように少し高めのスツールを使用。
客席は発泡スチロールのキューブを並べて。
意外と座り易く、座面が温かかったというご感想を頂きました。

『詠む読む』は坂元裕二と満島ひかりが
不定期に全国を巡る朗読ジャーニー。
日本の白地図を塗りつぶすのが目標です。
到着することを目的とするのではなく、
そこに至るまでの過程や出会いを楽しむことこそが旅の醍醐味なのかもしれません。
この旅が豊かなものになりますように。

See you next Journey!!!